政所茶|永源寺

滋賀県、琵琶湖の東部、鈴鹿山系の渓谷に位置する政所

政所茶の特徴

谷間の茶畑がおいしい茶を生みます。地形を生かし、谷筋に沿って急斜面に茶畑が広がっています。

  1. 水はけの良い土質
  2. 昼夜の寒暖差
  3. 日照時間の短さ
  4. 川から立ちのぼる朝霧

といった自然条件が、良質なお茶の栽培に適していると言われています。また茶樹が状ではなく一本一本が独立している、昔ながらの茶畑の風景が残っています。作業に機械を用いにくい地形のため、今も多くの工程が手作業です。

■茶樹のほとんどは在来種です

◎一本、一本、茶樹に個性があります

政所茶の茶葉は丸みがあり肉厚なのが特徴です。また、茶樹は挿し木ではなく種から育てられているため、同じ畑の中でも一本一本の姿や形は微妙に違い、様々な個性を持つ茶葉が政所茶独自の味わいを生み出しています。

◎雪にめっぽう強いです。

奥永源寺地域の冬は厳しく、多いところで1m以上の積雪があります。改良品種の茶樹ではこの雪の重みに耐えきれず枝が傷んでしまいます。一方、在来種の茶樹は枝に粘りがあり、ひと冬雪の下になっても傷みません。

◎根は百年越えが多くあります。

茶樹は40年ほどすると生産量が落ちてくるため、ほとんどの産地では植え替えを行いますが、ここでは木を根元から切る「台刈り」などの整枝作業を行うことで木を若返らせ、一本の木を先祖代々、長い年月をかけて大切に受け継いでいます。中でも滋賀県の自然記念物に指定されている樹齢300年の茶樹は四方に7mほど枝葉を伸ばしており、今なお、茶が生産されています。

◎農薬は使っていません。肥料も油かす・落ち葉です。

茶樹は病害虫に強く、産地全体で昔から農薬を使用したことがほとんどありません。また、肥料もススキや菜種油の絞りかす、落ち葉です。

日本茶の製造過程では「茶葉の表面を洗う」工程がないため、より無農薬栽培が安心と言えます。